自賠責保険料の値下げ


年末になって、2016年も終わりに近づいてきてきますが、2017年に向けての動きも少しずつ報道されるようになっています。

 

タイトルのとおり、自動車を登録したり、維持したりする際に、加入を義務付けられている自賠責保険(強制保険)ですが、2017年4月以降の契約分から料金が値下げされる方向で動いているとの報道がなされました。

 

自賠責保険の引き下げは2008年以来で、約10年ぶりの値下げになります。これは、自賠責保険金の支払額が交通事故の発生件数の減少に伴って減ってきているという状況が影響しています。

なお、ここ数年は2011年度に11.7%、2013年度は13.5%の値上げとなっていました。

 

今後は、損害保険会社各社で運営している損害保険料率算出機構が財務省などと協議していくことになります。具体的な値下げ幅はこの協議を経て決定していくことになります。

 

ここで出てくる「損害保険料率算出機構」では、自賠責保険の支払のための損害調査を主な業務としています。そして、損害調査の中で重要なものの一つとして後遺障害の認定があります(詳細はこちらをご覧ください。)。

 

交通事故件数が減っているということは、自動車技術の進化や交通網の整備などが進んでいる証拠だと思いますが、交通事故に関わる弁護士としては適切な保険金の支払いがなされているか、常に気をつけておく必要があると感じています。