頭部・顔面・頸部の後遺症

外貌醜状とは

腕や足のイメージ画像まず、「外貌」とは、頭部や顔面部、頸部といった上肢及び下肢以外の露出している部分をいいます。

「醜状」とは、人目につく跡をいい、線状痕、欠損、ケロイド、血腫や色素沈着などの種類があります。こうした醜状の治療は主に形成外科にて行われます。

 

 

外貌醜状についての等級一覧

平成22年5月27日に出された京都地方裁判所の判決により、それまで男女によって、等級に差があった点が是正されました。

外貌醜状の後遺障害等級別グラフ

7級の著しい醜状は、原則として以下のものをさします。

①頭部にあっては、手のひら大以上の瘢痕又は頭蓋骨の手のひら大の欠損
②顔面部にあっては、鶏卵大面以上の瘢痕又は10円硬貨大以上の組織陥没
③頸部にあっては、手のひら大以上の瘢痕

また、9級の相当程度の醜状とは、原則として5㎝以上線状痕を残すものが該当するとされています。

 

 

外貌醜状を生じる主な傷病

解説する医師のイメージイラスト外貌醜状は、事故の際、顔面を強打することによる、顔面打撲、挫創あるいは骨折による陥没や頭部打撲などが原因で生じます。

また、地面でひきずった場合、擦過傷が形成されますが、これが線状痕を生じる可能性があります。