TFCC損傷

TFCCとは

TFCCTFCCとは、親指側の橈骨、小指側の尺骨と8つの骨からなる手根骨の間に位置するもので、三角繊維軟骨複合体といいます。骨ではなく、関節円板や靭帯、半月板に類似した軟部組織で構成されています。

このTFCCは、手首の外側の衝撃を吸収するクッションの役割をしています。

交通事故で、手をついてひねった際に、この部分を損傷することがあります。TFCC損傷の主な症状としては、手首を動かした際に、小指側で痛みが生じたり、手首を外側(小指側)にひねったときにクリック音がなったりします。

TFCCは骨ではなく、軟部組織のため、レントゲンで判断することはできません。そのため、MRIを用いて診断するのが一般的です。MRIの他には、関節鏡を用いて、損傷の有無を確認します。

 

治療と後遺障害

治療のイメージ画像損傷の程度が軽ければ、ギプスやサポーターで患部を支え、保存療法により経過観察をしますが、断裂の場合など症状が重ければ、関節鏡下で手術を行います。痛みが継続する場合には、手関節の機能障害として、10級10号や12級6号に該当する可能性があります。