よくある相談Q&A

むちうちで後遺障害の申請をする場合、MRI検査は受けた方がいいですか?


MRI画像MRI検査とは磁力の力を用いて、身体の状態を撮影する検査方法です。レントゲンやCT検査が放射線を使用するのに対し、MRIは磁力を使用するので、放射線被爆の心配はありません。

 

磁力の単位はテスラと呼び、数値の強い方が磁力が強く、細かい部分も鮮明に映すことができますので、精度の高い画像診断が可能になります。現在、多くの病院では1.5テスラ以上の機械で検査を行っていますが、大きな病院であれば、3テスラ以上の検査機器が導入されています。

 

レントゲンは骨に骨折があるかどうかの判断に一般的に用いられています。しかしながら、レントゲンでは、脊髄や軟骨、靭帯などは映りません。したがって、靭帯の損傷や腱板の断裂などを診断するためにはMRI検査はとても有効です。ダルビッシュ選手や田中選手がそれぞれ右肘の靭帯の損傷を診断されましたが、その際もMRI検査により判断されています。

 

MRI画像にはT1強調画像とT2強調画像といった種類がありますが、そのうち、T2強調では、椎間板や脳脊髄液、関節液や水分、炎症が高信号で白く映ります。

 

むちうちで後遺障害の申請をするに当たっては、このMRI検査を受けるべきです。

 

むちうち症状の中には、指先のしびれをはじめとする神経症状が生じることがありますが、その原因が頸部のヘルニアである可能性があります。ヘルニアは、MRIで首を撮影することで、椎間板と神経の位置関係が明らかとなり、頸部を通っている神経を椎間板が圧迫していないかどうかが確認できます。

 

むちうちの後遺障害は、神経障害に属します。

むちうち(頸椎捻挫、腰椎捻挫)の後遺症についてはこちら

 

したがって、MRI検査でヘルニアが認められる場合、自覚症状を裏付ける有効な資料となります。その際、年齢によっても椎間板の水分が減少し、ヘルニアを起こすことがありますので、事故との因果関係の点は考慮しておかなければなりませんが、少なくともレントゲン検査のみでは不十分です。

 

その他の腱板断裂や半月板損傷、靭帯損傷の際もMRI検査を受けることが必要不可欠です。

 

 

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