よくある相談Q&A

後遺障害非該当で異議申立てをしたがまた該当せず。どうしたらいい?


後遺障害についての質問です。

後遺障害の認定で非該当とされたので、自賠責保険に異議申立てをしましたが、また該当しないと回答がありました。

何か手段はありませんか?

(財)自賠責保険・共済紛争処理機構に後遺障害該当の可否について調停の申請をする方法があります。

 

(財)自賠責保険・共済紛争処理機構とは?

 

説明する男性のイラスト(財)自賠責保険・共済紛争処理機構は、自動車損害賠償保障法23条の5に基づいて、平成14年4月に裁判外紛争処理機関として設立されました。

 

 

(財)自賠責保険・共済紛争処理機構の紛争処理の対象

 

(財)自賠責保険・共済紛争処理機構の紛争処理の対象は、自賠責保険・共済から支払われる保険金・共済金に関して発生した紛争が対象となります。

下記のような例があります。

 

後遺障害の等級認定

寝たきりの男性のイラスト上肢の知覚異常等神経症状について、後遺障害該当の可否。
局部の神経症状として認定した後遺障害を、頭部外傷を原因とする精神神経症状による高次脳機能障害への変更の可否。

 

因果関係の判断

腰を痛めた男性のイラスト交通事故後に発症した第12胸椎・第1腰椎圧迫骨折と交通事故との因果関係の有無。

 

保険会社・共済組合が行った過失認定(減額割合)

交通事故のイメージイラスト青信号同士で交差点を直進した車両と右折をした車両の衝突事故の過失割合の変更の可否。

 

紛争処理が行われない場合

 民事調停または民事訴訟に係属中であるとき

 他の相談機関または紛争処理機関で解決を申し出ているとき

 自賠責保険・共済から支払われる保険金・共済金等がすでに限度額まで支払われ、調停による紛争処理をしても支払額に影響がないとき

 

申請手続

 

申請方法

 

申請者

 

解説する男性のイメージイラスト交通事故の当事者本人、その相続人又は代理人が申請可能です。

 

申請書類

 

書類作成のイメージイラスト以下の書類が必要となります。

1. 紛争処理申請書
2.申請別紙
3.同意書
4.交通事故証明書
5.保険会社・共済組合からの回答書
6.代理人による申請の場合、委任状および委任者の印鑑証明書
7.その他証拠書類等

 

申請先

 

申請書類を郵送で送付します。

 

 九州・沖縄、近畿、中国の地域に住所のある方は大阪支部
 北海道、東北、関東、東海、北陸に住所のある方は東京本部

 

申請費用

郵送のイメージイラスト
無料です。
ただし、問い合わせ等の電話通話料や申請の郵送料、証拠書類としての医療関係書類の取付費用などは申請者自身で負担します。

 

 

調停の流れ

 

(財)自賠責保険・共済紛争処理機構の調停は、自賠責保険への被害者請求と同じく、書類審査で行われます。

 

審査の概要

審査のイメージイラスト
学識経験者、弁護士、医師から構成される紛争処理委員会が、当事者、保険会社・共済組合から提出された書類を審査していきます。
当事者、保険会社・共済組合担当者は審査に出席しません。
審査結果は当事者、保険会社・共済組合へ通知されます。

 

調停の効果

話し合いのイメージイラスト

調停の結果は自賠責の最終結論になります。

異議申立てと違って、再調停はできないので、1回限りの手続になります。

内容に不服のある当事者、保険会社・共済組合は訴訟を提起することになります。

 

 

後遺障害の認定について、詳しくは交通事故専門の弁護士までご相談ください。

弁護士へのご相談はこちらからどうぞ

 

 

関連Q&A


交通事故よくある相談Q&A一覧

なぜ交通事故は弁護士に依頼すべきなのか?

お問い合わせ Web予約